つづき
恐山にまず通常通り一人500円払って入場し境内を通り宿坊へ。バイクはありがたいことに
宿坊玄関付近の屋根の下に置かせてもらうことができました。本当に感謝です。
(ただ晴れていたりする時はどうなのかはわかりません)
受付をし、そこで宿のきまりごとが書かれた紙をもらい、部屋へ案内されます。
あとで写真を載せますが、とてもきれいです。部屋は15畳+4畳半。広い!
案内してくれた職員の方の話によると、硫黄の成分が強いため恐山では
電化製品がすぐに壊れてしまうとのこと。なのでしょっちゅう電気屋さんがいろいろ
直しにきてるそうです。
その頃、降っていた雨が更に強くなり滝のようでビックリしました。
もうちょっと到着が遅れてたら危なかった・・・
その後のスケジュールは
18時 夕食
夕食後、恐山のDVD鑑賞(見たい人だけ)
22時 消灯(部屋で起きてるのはかまわない)
翌朝
6時 起床
6時半 朝のお勤め
7時半 朝食
でした。
夕食前に、宿坊内の大浴場に入りましたが、硫黄がものすごく強いせいか
目がやられて(恐山に着いた頃から目がしょぼしょぼしてましたが)
ちょっとつらかったです。職員の方が案内の時に、温泉のお湯で絶対顔を
洗ったりしないでくださいと仰ってました。以前どなたかが温泉のお湯が目に入って
痛すぎて病院に行くことになってしまったそうです。また、喉もやられるとのことです。
硫黄の温泉地としては、ここはかなり強いほうだと思います。
夕食・・・大食堂で宿泊者全員で揃って食べます。
食べる前にお坊さんから説明を受け「五観の偈」という
食事前の言葉をみんなで唱えてからいただきます、となります。食事は精進料理。食べ方はお皿に箸をつっつか
ないようにしましょうとのことで、食べる時に器を持ち自分のほうへ持って食べます。これを守ると食べるのにも
結構時間がかかるので、はやくお腹いっぱいになります。皆さん静かにもくもくと食べてました。
30分くらいすると、食事後の偈を唱え、ごちそうさま。
食べる前にお坊さんが、宿泊者の皆さんにどちらからおいでなんですか?と聞くと関東の方が多かったかな。
関西から来てる方もいらっしゃいました。
↑ 写真は箸袋なんですが、使ったお箸は部屋に持ち帰り朝食の時
また持参してくださいとのこと。そして朝食で使ったら、おみやげとして持ち帰れます。
精進料理は、もちろん一切、肉、魚は無いのでボリューム無さそうに見えますが
意外にお腹いっぱいになってしまいました。
食後、院代がいらっしゃる場合は法話があるらしいのですが、今回おいででは無いようで
ラウンジで見たい人だけ恐山の説明DVDを鑑賞
その後は消灯まで自由時間。ということで21時ごろ、境内にある温泉へ。
(ほかの皆さんは夕食後すぐや夕食前に、ばんばん入られていたようです)
宿坊から懐中電灯もって真っ暗な境内を歩くのはさすがに怖かった
ひさびさに闇が怖いなあと思いましたw男湯、女湯とあるので
うみねこさんと別れ、それぞれ温泉へ。ひとりだったので、ちょっと物音とか
すると、ドキっとしましたw。しかしお湯に入ると、あまりの気持ちよさに
そんなことすっかり忘れ、昨年入れなかったこともあり、達成感と
やっぱり来てよかったなあという思いで大満足し、戻りは足取りも軽く
テンションもあがっていましたwww
境内には3つの温泉があって、それ以外に宿坊宿泊者だけ入れる外湯が1つあったので
そこへ行ってみましたが、「混浴」で、おまけにどなたか男性陣が入っているのが
外から声でわかったので、諦めましたwww。さすがに勇気ない
宿坊の写真です
部屋はほんとに広いし、キレイだし、くつろげました。
テレビも無く、俗世と離れた感がいいかもしれません。
ただ、宿坊は携帯電話、ネットが繋がりませんでした。
(境内ではなんとか繋がる)
雨で濡れたバイク関係のものを干したり、いろいろしてるうちに
眠くなり、早めに寝ました。
明日は雨がやむといいなあ・・・
おやすみなさい
二日目終了